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はっ。と気付かされる‥

2016年11月16日

数年前に読んだ内容を再び。

改めて自戒を含め。




指導者とは字のごとく指し示し導く者。
監督さんやコーチは誰でもなれる。
それは名刺交換しても分かるとおり肩書きだから。

選手を教えれば近所のお兄ちゃんやおじさんもその日から子ども達からコーチと呼ばれる。

指導者と名刺に書く人はいない。

コーチ講習会とは言わず指導者講習会が毎年様々な場所で開催されている。
指導者講習会の意味をどれだけの監督さんやコーチの皆さんは理解していますか。

指導者とはスポーツの世界だけではなく、国、政界でも○○指導者として登場する。

指導者とは良くも悪くも影響力を人に与える立場にある事だけは確かなようだ。

話しは高校生以下のサッカー指導者に戻す。
私は指導者として一番大切なものは熱意であると思う。

もうひとつあるとすれば誠実さだと思う。

そして創意工夫の連続だ。
選手を人間として1対1の関係で向き合っていく事が育成年代の指導者には必要。
上手い選手と下手な選手によって1対1の関係を平等にできない大人。

成績の優劣だけで人間性までも否定してしまう大人。

熱意と誠実さがないと根気よく未完成な少年達を育んで行くことは困難。


高校サッカー指導者 

トップチームの公式戦だけではなくBチームや1年生の練習見学をしよう。

フェンスの外からでもよいから何度も観よう。

その時の若いコーチの態度をよく観ておこう。

そしてこのコーチに教わりたいと思わなければそこの高校は後回しにしよう。

Bチームや1年生の練習に監督さんがいつもいない。

監督さんがBチームや1年生の選手達と会話しない。

トップチームだけの練習で教官室(職員室)へ戻ってしまうようならやめた方がよい。

早々に家に帰ってしまう監督であれば話にならない。

一生懸命勉強している若いコーチがいるサッカー部には行かせたい。

スタッフジャージ着たままコンビニで立ち読みしているコーチがいるサッカー部へは行かせたくない。

 

Bチームや1年生はAチーム選手に比べて、精神的にも肉体的にも劣っている場合が多い。

言い換えれば不安定な完成されていない選手達が多いグループだ。

若いコーチであればあるほど人生経験もコーチとしての勉強量もまだまだ少ない。

選手達のメンタルケアまで親身になって適切に指導できる若いコーチは少ない。

 

Bチームや1年生を若いコーチではなくベテランの指導者や監督自らが汗を流しているチームに行かせたい。

強豪サッカー部でなかったとしても、そこの監督さんが人間性に満ちあふれ、あなたを歓迎しているのであればその方が幸せだ。

部活動は高校生活の一部である。

サッカーだけでなく様々な経験や趣味を持ち、できれば妻子を養い自身の家庭を大切にしている指導者(先生)。

選手一人一人にもお父さんやお母さん兄弟がいること、それぞれの家庭があることを理解しながら選手を導ける指導者(先生)。

社会経験豊かで常に向上心を持っている指導者(先生)に3年間子供を託したい。

既に君が高校生であるのなら。

残念ながら今の監督(先生)さんを指導者としてリスペクトできていなくとも

長くて3年すればその監督さんから離れることになる。

新しい希望に満ちた次なるステージに自分自身で上がれるように頑張ろう。

挑戦しょう。

自分を研くことは誰にも邪魔されない。

一生懸命に努力しつづけることは近い将来必ずや実を結ぶ。

 

高校時代に大切な事は素晴らしい指導者(先生)や一生涯の仲間に出会う事だ。

君が大人になったとき、恩師と呼べる方と出会えていたならば、それはかけがえのない財産だ。




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