最幸の空気感
2015年5月8日
想(こころ)が入団して総勢21名になりました
5/11に3名の体験のご連絡がありましたので、もし3名の方がご入団されれば24名の定員になります。
スクールを開校し3ヶ月目になりました
沢山の方の御協力のもと、運営させて頂いております
改めて、この場をおかりして御礼を申し上げます。
本当にありがとうございます
トレセン・モデルトレセンの選考会があったみたいで、1/3の選手が選出されました
トレセンが全てだとは思いません
ただ学びの場や違う角度からのアプローチが増えます
是非、学んできたことを自チームでスクールで皆に共有していって欲しいと思います
U10、U11、U12…行き着くところは、U16の香川県の国体選手16名です
勿論、並行してナショナルトレセン→代表もあります
カマタマーレユース、香川西高校などは県外から来ていますので、凌ぎあいです
各高校から選ばれし約100名から現在は約30名
・球際
・技術
・運動量
・戦術理解
・アイディア
と課題が沢山出ました
この内容は小学生、中学生で行うべき内容です
この物事の逆算から考えないと、何をしていいのか分からなくなるのではないでしょうか
山の頂上を目指さず、観ずに、山登りを、同じ所をグルグル回っている状況です
例題を出すと、小学生の頃に左右で思いっきりボールを蹴る事をしていないと中学生では蹴りません
いや、蹴りますが、蹴れません
蹴る作業の導入が小さい頃に必要です
ここが大切です
何にでも時期があります。食べごろの時期があるように旬の時期が必要です
あれも、これも…と聞くと中途半端やあき易いイメージが先行しますが、~U12までは違います
何でもやったもん勝ちです
出来なくとも、チャレンジしたもん勝ちです
理由??
出来なくとも、その動きをしようと神経系が発達するからです
身体をしなやかに、色々な動きをしないと、中学生ではぎこちない動きになります
前回り、後回り、ブリッジ、ジャンプ、走る、投げる、空間察知能力…
今やらないと、後で取り返しは付きません
リフティング、パス、ドリブルもそうかもしれません
ボールで遊べない選手は、ボールに遊ばれます
そして子供はやはり自由奔放です
そこを締めると言う事はできますが、面白くないです
ここは自由奔放を多少は我慢する指導者の懐の深さは必要かもしれません
私はまだまだです
話は変わりますが、INNOVATION FCの存在意義は数点ありますがその一つに
『教え子がいつでも戻って来れる環境を創る』
『教え合い、試し合いの空気感』
があります
昨日は私の教え子でもあるシーガルジュニアユース13期生(現在高校1年生)の雄大・比呂斗(共に高松北高校)
が遊びに来てくれました
出来ないことを一つずつ出来るようになっていく選手でした
いつ見ても、何やらしても100%ですので見ている方は気持ちいい訳です
彼もまたFW、MF、DFと全てを経験し中学校ではDFをしました。高校ではSDF・SMF・FWになりそうでしたので
敢えて、CBをさせました
左利きは独特な感性の持ち主なので、左利きの選手には毎年ボールの置き場所はあまりいいません
器用な選手でしたので、走る・ヘディング以外は出来ていました(笑)
手を叩きながらリフティング
肩甲骨を回しながらリフティング
ボールを2つ使いながら手・足のボールを交互に入れ替えるリフティング
ボールを回したりなどの技!
ボールを頭にのせて歩く
などなど…
私が教えたTRを教え子がまた伝えていく
そして、いつでも帰って来れる空間がそこにはある
実は『時間があんまりないんですが…』とコーヒーを買って顔を出してくれた
蓮のお兄ちゃんと同じ高知中央高校に進学した選手
今は四国学院大学でサッカーをしていて、1年生ですがもう試合に出ていて、国体にも選ばれました
高校時代も2年間高知県国体に入っていました
時間が無いけど、
『こーへい!ちょっと1VS1やってけぇ!』と言うと
『はい!少しですがやります!』と
それを観てスクール生が
『一緒にやって!』と。
こんな空間を理想の空気感です
私達は香川県を高松市を活性化したい想いがあります
教え子が来て、教え子がスクール生が笑顔になる絵は見えますよね
こういう空間では必ず心が育ちます
心が育てばサッカーも変わります
まだ細かい事に焦点を当てずに『自由』を任せる時期です
南米では自由なドリブル
欧米では組織的な戦術理解
が小さい頃から求められます。正解はどちらかは分かりませんが、
今の時代だからこそ、今の時期だからこそ思いっきりの自由は必要ではないかと私は考えます
今のスクール生もいずれか高校生になって、遊びに来てくれる日が来ると最幸です
次回のTRは5/11(月) 19:00~です
月曜日だから皆、元気MAXでしょうね
楽しみにしています
香川敬典