宝物の時間
2015年5月19日
夏はお盆休み
を利用して沢山の教え子が遊びに来てくれます
写真はあまり撮れていませんが
私が見た教え子の上は26~27歳にもなるので
有難い繋がりです
・仕事のこと
・子どものこと
・家族のこと
・結婚のこと
・大学時代の話
・高校時代の話
・中学時代の話
いつも日が変わり2時・3時に時計を見て皆で固まります
県外に出ている高校生も
教え子との時間は勉強になります。貴重な時間です。
・気持ちを込めて育てた、関わった選手がどうなったのか。
・何を伝えておけばより良かったのか。
・どんな事が生きた経験だったのか。
そこを感じまた目の前の選手に関わる訳です。
来る選手の殆どは、シーガルの中学生のTRに参加して呑みに行くか、家に来ます
自分たちが、色んな想い・涙を流し・叱られ・褒められ・叫ばれたグランド
中学生の選手がジュニアのコーチに逢いに行き、一緒に参加するような感じです
私は、『あの人に逢いたい』
と思われるような人物にならないといけません
しかし、いい恰好なんてしません
そのまんまです
恥ずかしいことも平気で話すようにしています
私の姿はOB/OGはFacebookで見ているみたいなので、
呑むといつも質問責めにあいます
でも興味を示して貰えていることに感謝しないといけません
『こんな大人になりたい!』
そう背中で魅せれたら一番です
…一生の課題ですね
私は昨年の5月に生まれ故郷の鬼無に戻って来ました
家を創る際に
4.5畳の小さな空間ですが、外なので
気がねなく教え子と時間を過ごしています
指導者は、チームの結果が出てなければ、当然叩かれます
勝っていても言われるものです
孤独です
またその孤独を楽しみ、腹をくくり、前向きの力に変える
でも卒団した選手の5年後、10年後、15年後を見ていると
私なりの本質に出逢えます
正解か不正解かは分かりません
人それぞれです
改めて感じることは、指導者(大人)は大切だという事です
叱ってもいいと思うのです
心が相手に伝わっていれば選手は育つと信じています
直ぐに育たなくても将来の種は蒔けるのではないかと思います
そして、指導者は目の前の選手を変えれます
チャレンジする人間にするか
逃げる人間にするか
子供扱いをしてはいけません
同じ人間です
年齢が違うだけです
だから、私も教え子が輝いていたり、チャレンジしていると
凄い惹かれて興味を持ち、尊敬します
皆一緒の人間です
自戒も含めて、指導者の立ち位置を間違わないように
しっかり見極めて会話をしたいと思います
今の子供の空間は、私たち大人が創った空間です
最高の空間。
最高の空間創りの手始めは大人です
子供が輝けるような空間を私たちが創りたいと思います
一生懸命サッカーを楽しむ姿が親の心を動かせ
社会を、町を動かしていきます
子供のせいやないで!俺らやで!俺ら!
時代のせいにしたら何も始まらん!
そう言い聞かせて、
今ここにない未来は自分で創り出したいと思います
香川敬典