GOOD オーガナイザーを目指して・・・
2015年3月18日
今日も色々な角度からアプローチしました

例えば…1人で走るのと、2人で走るのでは何が違いますか
?


ただ単に『人数』では無く、1人⇒2人にする事によって得られるものが変わって来ます。
ボールの個数を1個⇒2個にすれば?時間を5分にすれば?ゴールを付ければ?タッチ制限をつければ?
コートの大きさは?・・・などなど沢山の『環境設定』を『オーガナイズ』と言います。
オーガナイズに意図を持たせれば、指導者が言葉で言わなくとも意図を伝えれます

最後に5x5のゲームを行っています

ゲームのルールは1つ。『ゴールを決めれる条件はGKも含んで全員相手陣地に入っていること』です。
意図を細分化しますと・・・
● シュートを打つ時に、自分のGKは基本的に一番後ろです。そこを見ようとすれば他の選手も見れます。
①味方の状況を把握すること(観ること)
②『上がったぞ!』などコミュニケーションが図れること⇒しゃべれないと出来ない環境設定
③全員上がりなので、ロングボールをボカーンと蹴るとGKが上がれなくなります。繋いでいく意識。
④シュートを打つ時は自ずと相手陣地にいます。もし失えば、大ピンチです。攻撃と守備の切り替えが速くなります。
後は、試合中は止めません。
DO(プレーする時間)の確保を多くしています
注意や怒られないのでのびのび、チャレンジ出来ます


これも環境設定の一つです。当たり前であり、当たり前になっていない事の一つです。
上の言葉をあまり良くない言い方で言うと…(私も中学生には言ってしまうことがありますが…)
①観ろ!
②しゃべれ!
③蹴るな、繋げ!
④早くしろ!切り替えろ!
でもオーガナイズがあるのでこの言葉でも置きかえれます。
①全員相手陣地に入らないと得点にならないよ
②『全員あがったぞ!』の一言があると助かるよね。
③GKも一緒に前に進んでいけたら一番いいね
④ボールを奪った方のチームに、『今、チャンスだぞ!』
どちらの声掛けがいいのかは言うまでもありません。でも下記の方がより具体性があります。
そのん他には、良く用いりますが【攻撃】の質を上げたい時には、【守備】の質を上げさせます

サッカーは表裏一体のスポーツです。
【いい攻撃】は【いい守備】からです。
守備が一生懸命ボールを奪いに来ると、攻撃側も必死にならないと奪われてしまいます。
次は攻撃が考えて突破できるようになれば⇒再び守備に働きかけを行います。
結果、攻撃・守備の相乗効果を促し、TR自体を活発化させていきます。
トレーニングは何をするか?よりはどのように取り組むかで変わってきます

私がラスト30分を2面使用するのも、効果的にゲームをさせたいからです。
2ゲームより4ゲームする方が上手くなるチャンスはあるからです
こんな会話を中学生には話しながらTRを行います。
そうすれば、2時間のTRが3時間や3.5時間の質の濃さになったりするものです。
あくまでも上記は私の考え方の一部ですが、こうやって全体のTRから、
1つのTRにまで意図を持たせていかなければいけません。

・千葉県出身
・ポジション:GK
・選手歴:カマタマーレ→プラセール(四国フットサル)
・現在も選手として活躍しております。
※私とは新潟県のJAPANサッカーカレッジ→カマタマーレの時の仲間であり、後輩になります。吉田と寺尾と私の3人ともが同じ新潟時代からの付き合いになります。
※寺尾には、フィールドプレーヤーのフォローとGKのTRをして頂きます。 GKのTRは希望選手に対して月1~2回、TRの一部を充てようと思います。
もう直ぐ、HPも出来上がります!
必ずINNOVATIONを起こします。
わくわくです!次回は3/26(木) 風流の誕生日です♪皆でお祝いをしないとですね
香川敬典